2005/01/06

日記「初詣~ヨーコさん何やってんですか」

「このうえフレンチか」「初雪」ほか。

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■.05/01/01(土) 09:38:58 □ 初詣~ヨーコさん何やってんですか
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 「萌、あけましておめでとう。今日からニューイヤーだって知ってた?」「知ってたよ。今日からニューカレンダーなんだよ。ブルーカレンダーなの」などという会話をしながら目を覚ます。

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 昼過ぎ、コキットラムの日本寺・ 東漸寺へ初めて初詣で行ってみる。住宅地にある日本の公会堂という感じの小さな建物で、お寺には見えないのだがまあカナダだから建物は仕方がないかと入ってみると、中の本堂はゴージャスだった。萌に作法を教え、お賽銭を入れて家族みなの健康を祈る。萌はまず「お父さんの風邪が治りますように」と祈っていてくれた。

 お寺の和尚が少林寺拳法クラブに向かって説法をしているのを聞いていってくださいといわれ見てみると、70歳の和尚さんが仏法を守りここまで頑張ったからこうして東漸寺は完成してうんぬんという話をしていて、これを聞いていても仕方ないので外に出るが、庭がないのでもうすることがない。時間を合わせてくれば除夜の鐘やお茶の接待などあったらしいのだが。まあ要はお参りできればいいのか。中身が大事で。

 しかし中身が大事だとは思うが、あのご本尊の金箔を省略してその分の資金を庭づくりに回せば、もっと来て気持ちがいいお寺になるのになあと思う。現時点ではこのお寺よりは、Mが妊娠中の冬によく散歩したバーナビレイクの森の方が、神仏が宿る感覚がより強くある。

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 お正月の TV Japan では「ジョンレノン音楽祭 2004」というものがあり、そのタイトルから『埼玉にあるジョンレノン博物館』というのとよく似たふさわしくないノリを感じて期待せず見ながら新年会の支度をしてたのだが、若いコーラスグループがやった「Woman」がひどかった。日本の歌謡曲や 50 年代コーラスグループみたいな度数(ビートルズには出てこない古くメロウなハモり)でハモるのである。歯が浮く気持ち悪さに音声を切らざるを得ない。人生でシャウトすることなくこういう歌謡で成長して、かつ商業的に成功してそこで音楽観が幸福に固定されてるような人間に、ジョンの歌を歌ってほしくないと思う。まあその満ち足り感が持ち味のグループを呼んだ方が悪いのだが。サビで「さあみなさんご一緒にィ!」とやっている彼らには、ジョンの歌は英語の懐メロに過ぎない。

 その他も20代で、ウォウウォウと「聞かせる」タイプの歌手はもう、おしなべてヒドイ。それにひきかえ、投獄された学生運動の闘士を夫に持つ加藤登紀子の「Power to the People」は、ロックではなくても真実を感じさせるのである。「ポップジャム」などを見ていても思うのだが、この20代で "いい歌" を朗々と歌い上げちゃってる人々の多さ→それを好んで聴く人々の多さは、俺なんかの世代の音楽好きの感覚とは隔絶したものがある。

 とにもかくにもそんな連中を呼ぶ主催者が悪いのだが、その主催者(?)のヨーコ本人は、全員合唱の場面でステージに上がってクネクネと踊っているだけであった。それがヘンな踊りで悪くはないが(笑)、これはなんの意味があるイベントなのかなあとほんと思ってしまう。会場全体が蒼白となるような奇声を発してこの満ち足りムードをぶち壊してほしいのに。

 あ、1曲だけ歌った。「イマジン」。だが声に自信がないらしくメロディなしで歌詞だけをつぶやいている。あの、「イマジン」を歌うジョンのピアノの横で宙を見据えていたヨーコはいなくなってしまったんだなあ。奇声が出ず奇行をするエネルギーはもうなく、ヨーコ・オノはこうしてよいおばさんとして余生を送っていくだけなのかい。

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 夕方皆が来て鍋の新年会。LDの彼氏の子供も来てくれ萌も興奮し、今日は例年にないほどいいお正月だった。

 天皇杯は、準決勝を見てジュビロがヴェルディの若手の勢いを止められるわけがないと思い実際そうなったのだが、2点を追いかけるジュビロのしぶとさもなかなかすごかった。特に西が、タダモノではない感をビンビンに漂わせ攻めまくってていた。代表じゃ合うポジションがないらしいが、代表で活躍できなくてもこれだけの選手がいるということが、10年を過ぎたJリーグの風格を感じさせて悪くない。ほんと今年はアジアチャンピオンズリーグで勝ってほしい、横浜とヴェルディ。

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■.05/01/03(月) 17:41:48 □ P家新年会
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 初めて朝起き抜けに咳が出なかった。ふー、ようやく終わったシックネス。昼飯を食べてからP家へ。着く前から「おもち、あんこついてるかなあ」と期待に盛り上がっていた萌は、一口大のアンコロ餅をおいしいねと7~8個もいただいて、MYちゃんともたっぷり遊んでもらえて幸せであった。おみやげにもらったお餅を明日も食べたいと帰りにアンコを仕入れてきて、風呂に入ると満ち足りた疲れのままバタリと寝てしまいました。よかったよかった。

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■.05/01/04(火) 17:44:43 □ BCにあるまじき超好天続き
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 午後萌はKT家へ。明日からプリスクールだと聞きあわてた。カナダは学校側の連絡がそっけないので(年末に子供が休んだ家に、日本語幼稚園の先生は親切に連絡してくれるがプリスクールはしてくれない)、親が気を張っていないと大切なことが分からない。しかし正月からBCにあるまじき超好天が続き、したがって毎日ものすごく寒い。朝は氷点下で昼間でも3度を超えてないだろう。長野よりはマシだが、近所を歩くだけでもほんと寒い。

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 晩飯後、「ティーンタイタンズ」でテラという子を巡る裏切りと友情のもの大ドラマがあり、会話が多かったので萌は半分しか内容は分からなかったと思うが、ストーリーの展開に連れて刻々と変わっていく萌の表情がいたいけであった。「ティーンタイタンズ」は残酷性や取り返しのつかない悲劇がしっかりと排除されている優れた子供番組なのだが、その範囲内で今日のやつが一番情動を揺さぶる回だったのである。俺とMは萌に、「テラは本当はいい子だけどあのスーツでコントロールされてるんだね」「だけどビーストボーイが言うとおり、テラが本当に頑張ればコントロールを破れるのよ」と声をかけて、萌の感情が揺れすぎないようサポートして見ていた。

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■.05/01/05(水) 09:03:09 □ このうえフレンチか
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 プリスクール開始、Mが送って行ってくれるので俺は見送りなのだが、車の窓が霜でバリバリに凍っている。今日は俺はポストクリスマス掃除だ。

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 掃除をひと段落させたところで、Mが「萌のフレンチ幼稚園なんだけど、午前と午後のどっちがいい?」と言い出した。幼稚園からだと英語学習環境はあと半年でおしまいである。まだ日本語に追いついていないのに。ため息。フレンチスクールといっても英語から始まり徐々にフレンチを増やしていくらしいのだが、2ヶ国語を覚えるというハンデがすでにあるのにこのうえフレンチかという重たい気持ちは、やはり拭えない。

 Mのメソッド―――というか言語発達学者たちの研究では、「(比喩的にいえば)2ヶ国語ならば2倍、3ヶ国語ならば3倍に脳の言語分野が発達するから大丈夫」というわけなのだが、それは容れ物の話で、いくら容れ物が広がってもそこに言葉を詰めていくのは本人と周りの努力しかないのである。俺は単国語ペアレントより言葉についてはたぶん多く努力しているが(日英の言い方を努めてペアで教えている)、俺自身が英語ネイティブじゃないので、萌の言葉は当然 1.5 よりは伸びようがない。そこから先を学校で補うしかないのに、このうえフレンチか....。

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■.05/01/06(木) 09:13:15 □ 初雪
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 予報どおり雪になった。昨日のうちに自力でエンジンオイルを換えておいてよかった、しばらくは屋外作業はやれん。コーヒーを作りながらあとでレガシィのテストで買い物に行こうと思いつつ外を見ていると、最初に来た古いアメ車(FRのステーションワゴン)がいきなり 180 度の大スピンをやりやがった。スピードは出てなかったので自然に止まったが、KTの家の車にあやうくぶつかるところであった。あぶないなあ。細かくて相当滑る雪らしい。

 萌は俺の支度が整うのを我慢できず、MKを起こしてさっそく雪の中に出て行き巨大雪だるまを作った。よしよし。


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 夕方萌はもう一度、今度はKTたちと一緒に外で遊ぶ。萌を仲間はずれにしたがるSMがいたのだがKTの友達もいて大人数だったので問題にはならず。ディナーができたよと迎えに行くとそのKTの友達に向かって萌は、「あとはスノウマンの顔をつければ完成だね!」と元気に話していた。もう近所キッズとのコミュニケーションは大丈夫だなと思う。

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