2005/02/13

日記「小市民ライフ」

「ついにシティへのドレイン発見」「素晴らしい LEGO の世界」ほか。

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■.05/02/07(月) 09:20:23 □ ついにシティへのドレイン発見
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萌は週末また風邪をひき、カンシャクを起こして大声を立てては「どうして自分はこんなに怒っているのだろう」などとつぶやいていた。それは怒ってるんじゃなくて、風邪で具合悪いと機嫌が悪くなるのよ、誰でもそうよとMに慰められていた。今日はもう大丈夫でプリスクールへ。

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朝イチでシティの配水検査官が金属探知機を持ってきてくれ、家の右端になにか大きな金属物がある、ポンプだろうと教えてくれた。ポンプ~? 最初からポンプが入っていたのか? だとしたらこのグラウンドレベルの低さを補うという意味でそれはそれで makes sense だが、その場合でもなぜ点検が必要なものを地中届かないところに埋めたのかという古代の謎が残る。がもうこの家の配水管においては、あらゆる不合理さは全然あり得ることなのであった。とにかくそこを掘ってみるしかあるまい。

でわっせわっせと掘ってみると、すぐにに大きな土管が見つかった。苦労して開けるとポンプではなく排水パイプ、だがついに探し求めたうちからシティの排水システムへの排水管が見つかった。やれやれ。

ここからシティの排水システムに水が流れるかどうかをチェックするときっちり流れる。詰まってはいない。―――のだが、このパイプは明らかにうちにある他の排水口よりも高いのである。このパイプに水が達すれば無事流れるわけだが、そのときは家の玄関がすでに水につかっているだろう。これで水がシティに流れるわけはないのであった。かくなる上はポンプをインストールするしかない。嫌だが家がシティドレインより低いのはいかんともしがたい。昔はこれでもある程度流れたのかもしれないが、長い年月で家の左サイドが沈んだのだろうか。とにもかくにも原因と対策は分かったので、後はコツコツと直していくべし。

しかし今気づいたのだが、毎日穴掘りで疲れていても、もう筋肉痛は出なくなってしまった。体が鍛えられてしまったらしい(笑)。

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萌は抽選でモッテッソーリ式幼稚園に入れず、一緒に申し込んだLちゃんとKTが入れた。なんたるクジ運の悪さ。「しかし本当にお前さんはクジに弱いな」とMに言うと、「あたしもたった今それを考えていたのよ」と笑う。「クジってほんとに当たったことがないわ。クジと仕事以外のパーソナルライフはラッキーだけどね。

まあ借りてたモッテッソーリ本を読んだ感じでは、ここに入れなかったからといって萌の人生が変わるわけじゃないなと俺の感想を述べると、それはもちろんそう、でも日本に住んだ場合にフレンチスクールはないがモッテッソーリはあっちにもあるので、萌の教育に一貫性を持たせられ戸惑うことが少ないだろうとも考えていたのだそうだ。

その点でも萌はすでに日カ双方の学校に慣れ親しんでるから心配いらんよ、と疲れた体を引きずって日本語幼稚園へ。萌は風邪が治ったばかりで寝不足、プリスクール、L家、幼稚園と相当疲れてるはずなのだが、そのせいでかえってマニッキーになりいつもの2倍うるさい ^_^;。これは帰りの車の中で寝てしまう可能性が高い。

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■.05/02/08(火) 10:30:32 □「素晴らしい LEGO の世界」
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MKの仕事用サーバーを搬送する運転手役を請け負ったのだが、出る直前になって行くのはバキットラム(MKの会社が前にあった所)じゃなくBCITのエリアと判明し、そういうことは先に言えよ、そんな遠くじゃ萌を連れてただ往復するのは嫌だぞ、なんかイベントを入れてやらないと気の毒だとなる。で、急遽サイエンスワールドに連れてってやることにした。

サイエンスワールドはマニアが作ったと言う「素晴らしい LEGO の世界」が特別展示で、入るといきなり2m四方のスンバらしいレゴの城があって期待は盛り上がる。が実際の展示はまあ、いくつかの大物(中に入れ調理器具が全部レゴでできてるキッチンなど)が楽しい以外は、こんなにいっぱいレゴが使えていいねえという程度のものしかなかった。LEGO 社にスポンサードされてるのかもしれないが、そうでなければ大きいものは千ドル超クラスのレゴ費がかかっていそう。

列車模型などレゴだからなんだというものでもないし、町並みもプラントショップのクリスマスオーナメントと大差ない。まあ逆に言えばレゴを大量に買う資力と完成品を置いておく場所があれば、誰だって(加工機械や特殊な技術なしに)素敵なものが作れるという見本ではあるわけで、その意味では LEGO 的な夢はある。というわけで萌も俺も10分ほど見て、OKと言っていつものコーナーへ移動したのだった。

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■.05/02/09(水) 10:49:16 □ ジムナスティックス
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WC予選北朝鮮戦は、ギリギリのギリギリで大黒が決めて勝つ。先制しながら相手の頑張りに試合の決着をつけられず、やがて追いつかれ胃の痛くなるような試合だったらしいが、最後にサブの仕事で勝つところがジーコジャパンの運の強さ、および日本に備わったサッカー力といえようか。

TV Japan のニュースで試合の模様をやってくれた。在日コリアンの人々って、ああして日本語で北朝鮮を応援してるんだなあ。なんかけなげなものがある。そして韓国の人も北を応援してるのかあ。うーむ。いろいろと感慨深い

川淵会長は、試合前北朝鮮Jリーガーに頑張れよ、ここで有名になるんだぞと声をかけたんだそうだ。「彼ら 2 人のメディアへの態度や発言が、(両国の微妙な関係を)スポーツの試合ということに大きな影響を与えてくれたと心から感謝するし、僕は 2 人のファンになった。日本のサポーターもそうでしょう」。この人はトンチンカンなことを言ったりやったりもするが、ハートのある人だなあと思う。

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夕方萌の新しいジムナスティックス(体操)クラブへ。萌はタップ&ダンスクラス(※)をやめて以来久しく着てなかったレオタードを着ることからしてうれしかったようで、ジムに着くや否やパンツとセーターをババっと脱ぎ捨て列に並ぶ。そしてビッグガールズに混じってのウォームアップ、大小の平均台、トランポリン、大人の体操用鉄棒からスポンジプールへのジャンプ、ロープジャンプからマットで前転といったサーキットメニューを心から楽しんでいた。これは毎週楽しいに違いない。よかったよかった。

(※)親は「キッズ・リサイタル」以外一切子供のダンスを見れず、そしてそのリサイタルのチケットに販売ノルマがあるのだと後から通達され、憤慨してやめた。こんな親の足元を見まくった悪質な子供商法がまかり通る理由が分からん。

しかし惜しいのは先生がどうもナンで、手取り足取りではなく口で指導するだけなので、小さい子にはコツが分からなかったりする。たとえば萌はトランポリンでおしりとひざでバウンスしてから立つという技のやり方が分からず、バウンスはしても立つことはできなくて、何をどうしたらいいのかちょっと困った顔をしていた。いっぺん手を取って「ここで脚を伸ばして立つのよ」と教えてやれば済むことなのに、なんでそうせんのか理解できん。

それに順番待ち時間に他のことをやらせるような工夫は特になく、平均台やトランポリンなどでは順番が来るまで後ろの子は5分ほどもただ待たされている場面が多かった。I'm bored と口に出して言ってる子も当然いた。子供は6人だけなのだから気を配れる先生なら1人でももっと楽しく充実させられると思うのだが、残念ながらあんまり子供の指導に熱心な感じの人ではなかったのである。単に昔体操の資格を取ったお姉さんが(先生たちはどの人も現役で体操をやってるという体重ではない ^_^;)、資格を生かしたバイトとしてやってるだけという感じ。

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■.05/02/10(木) 09:58:43 □ 小市民ライフ
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今日はMKが仕事なので穴掘りは保留にして、俺一人でドライウォールのマディング(下塗りとギャップ埋め)をやる予定。大雨対策はとりあえず緊急ではないので、全体計画としてM母の部屋を先に直してやりたい。だが萌とも遊んでやらねばならないし、難しいところ。

Mが、ともかく Ph.D を取らないと現状以上の仕事はないから、日本に行ってまた1~2年ESLで資金を稼いだのち、トロントで Ph.D をやるというのがいい考えかもと言う。BC州にはMの分野の大学教授がおらず、前からトロント大に誘われているのである。あそこには大きな日本人コミュニティもあるから暮らしやすいはずだしと。ふいー。引っ越しをするのはどこでも嫌だが、トロントなんてMにとっての東京大阪、つまり単なる大都会ではないかと思う。しかも寒い。まあカナダはあんまり生活に地域差がないから、寒さと家がないことと家族知り合いがいないことを除けば、バンクーバー近郊に住むのと変わりないのかもしれんが.....。

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マディング開始、難しい仕事ではないしペタペタやっていると楽しいが、塗っては乾かし削り塗っては乾かし削りという作業なので、一日に多くを進めることはできんようだ。今日はギャップ埋めが全部終わり明日第1層を載せられるかなという程度。いい天気なので、乾くのを待っている間に萌をプレイグラウンドへ連れて行こう。

萌のリクエストで Oxford プレイグラウンドに行き、帰りに速めでコーナーに飛び込むと、えも言われぬ滑らかなロールで左が沈み、完璧なコーナリング姿勢に入った。うーむ気持ちよい。道端に小さな犬が、と思ったらそれは犬ではなくコヨーテなのだった。萌ほらほらと言うと萌もちゃんと見ていて、あれは犬じゃなくて coyote だよと教えてやる。小さなキツネやオオカミみたいな動物なんだよ。

萌と遊び、車でカーブを曲がり、ささやかな喜びに日々を過ごしている。最近は TV Japan の恋愛ドラマなんぞを楽しみにしていたりするし(※)、実に小市民な俺なのだ。明日や来週や春や夏を待ち遠しく思い、多くを望まぬ俺の気持ちは、萌のそれとほとんど同じだなあと思う。プレイグラウンドの滑り台から雲を眺め、トロントかあと考えていた。

(※)「元カレ」というもの。広末涼子という人の切ない顔を見ていると、昔のいろんなことを思い出す。

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