2007/02/23

日記「6年ぶりにファイナルファンタジーの旅へ」

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■07/02/17(土) □ 6年越しに FF7 を完遂
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半年ぶりになにかゲームをやりたくなり、日本に住んでいたときに購入し途中で挫折したまま6年間放ってあった「ファイナルファンタジー7」を再開してみた。どこで何をしていたのかさっぱり覚えていない。とにかくセーブデータを読み込んでみるといきなり大掛かりなムービーイベントがあって、それをネットで検索して自分がどこまで進んでいたかわかった。なにせ6年ぶりとなると、ここまでしないとならないほど忘れているのである (^-^;。

 友達がみな風邪で遊べず退屈している萌にも見せてやると、ぐぐっとつよい興味を示す。進行表を見れば終わりは近いようなので、そこから一緒に冒険してみることにした。

 するとなんと、そこからわずか半日でエンディングに到達してしまったのである。びっくり。あれほど伏線を積み重ね、セフィロスへの恐怖を刷り込み続けたゲームが、最後半日で終わるとは予想もしなかった。最後の Disc 3 はどうやら CG ムービーがほとんどだったらしい。

 そしてそのエンディング CG ムービーがさっぱり意味不明で、「この湯気はなんだ? 隕石は結局どうなったの? 意味がわからないー!」と萌とともに大笑い。あれほどクドクドとストーリーを語っておきながら、セフィロスが本当に死んだのか、隕石が地球にぶつかってどうなったのかという最重要な2点がよくわからない。

 これは一体どういう意味なのかと、英語版ファイナルファンタジーのファンであり映画版 DVD も持っているMKにも聞いてみたが、彼にもストーリーの意味はまるでわからなかったとのこと。とにかくもう迷路を迷うのも戦うのもごめんだったので、終わってやれやれだ。

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■07/02/18(日) □ FF7 にはまる萌
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 昨日 FF7 は終了したのだが、「これストーリーはワケわかんなかったけど、最初はいろいろなことができて楽しかったんだよ」と、萌にオープニングで爆弾を仕掛けるシーンなどを見せてやる。俺がセリフを読んで、記憶喪失やらなんやらの意味不明な伏線を全部カットし要点だけ教えてやりながら。

 すると萌は「アニメの中みたい!」とえらく喜んで、爆弾を仕掛けて逃げ走り、おいすがる敵をきゃーっと喜びながらたたき伏せ、登場人物たち1人1人に好きな名前をつけてやり、ひと段落するまで一気に自力で進んだのだった。最高の盛り上がり。実際このゲームは大仰なストーリーにはうんざりするが、こうした冒険の旅部分は実に楽しいのである。こうしてアニメの中を旅するような楽しさだけをシンプルに詰め込んでおいてくれたら最高だったのである。

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■07/02/19(月) □ 神羅のビル潜入
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萌がフィールドトリップをキャンセルし休みになったので、勉強と宿題をさせながらその合間合間に FF7 をまたプレイする。女装をして敵を倒し、思い出深い神羅カンパニーのビルに潜入。萌はもう飛び上がらんばかりに楽しんでいる。1人でやっていたときは女装部分などはくだらないとはしょって進めていたが、子供はやはりああした部分が最高に楽しいらしい。その反応がよいからこっちも楽しくなるのです。

 ときおり出てくる長い長い回想シーンや、長い長いセリフ部分は、これはもう仕方がないのでボタンで早送りしつつ『悪いカンパニーがエアリスを狙っている』とだけ説明する。すると萌は、「ラピュタでもコナンでも悪いやつらがシータやラナを捕まえたから、あれと同じでしょ?」と非常にカンがよくわかってくれるのであった。そう、冒険を楽しむにはそれで十分なのである。

 神羅ビルから脱出し、モーターサイクルチェイスとともにちょうど一日が終わる。萌は歯を磨きパジャマを着ながら、楽しかったねえ、途中でつかまってジェイルに入ったけど逃げられたしねえと、冒険の旅を振り返りながらベッドに向かっていったのだった。「未来少年コナン」を見ていたときのような、萌の幸せな冒険が当分楽しめそう。

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