2007/05/25

日記「車の RZ250 がほしい」

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■07/05/18(金) □ 車の RZ250 がほしい
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 レンタカーを朝イチで返却し、今回の修理騒動は終結した。不具合が直ってしまうとほんとにレガシィはいい車であり、乗っていて気持ちがよく安心感が PT Cruiser とは違う。昨日までは乗り換えたくてしょうがなかったが、今はよほど程度のいい(故障の確率が低い)車が見つからなければ、こいつを売る意味はないなと冷静になっている。

 まあまた異音が出てきたらどうしようという故障への不安はあるが、危機回避力に関しては何があってもダメージを最小化する方向にコントロールでき、車がそれに応えてくれるという安心感がある。チープな車に乗り換えるのはいいが、コントロール性が低い車にはしたくない。こっちで車を買うまで乗ってたバイクの SR250 なんかやっぱ、日本で乗ってた RZ/TZR らスーパースポーツに比べたらコントロール性が低くて、まさに PT Cruiser だったもんなー。

 実際最後に乗ってた TZR なんて、車でいったらインプレッサ WRX だよ。あれ以上コーナーを速く曲がれる乗り物なんかそうそうなかったわけで。ああいう究極の速さをピンポイントで探ることは TZR 時代後半すでに飽きていたわけだが、RZ みたいに普通の交差点に適当にぽーんと飛び込んでトラクションをかけきゅーんと抜けていくコントロールの楽しさは、絶対に手に入れたい。レガはそうした振り回せる軽快さは持ち味になく、バイクで言うと SRX 400 である。ハイスピードで走っていると速く快適だが、低速コーナーでの切れが足りない。もっと小さく軽い車に乗り換えたいのは、よい燃費とともにもっと手の内に入る軽快なハンドリングがほしいからなのである。

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 シーモンキーの第2世代(血縁関係はないので厳密には単なるセカンドグループだが)の孵化が3日ほどかけて昨日でほぼ終了した。すでに成長が始まっており、昨日よりも大きく泳ぎがしっかりしている。こうして覗き込むたびに変化が楽しめるのだから、やっぱりシーモンキーはいいなと思う。全滅したときには本当にがっくりきたが、それはかわいそうなことをしたという良心の痛みよりもむしろ、3週間大きく培ってきたこの楽しさをミスで失ってしまった喪失感だったのだよな。今度こそは水質を悪化させないよう、くれぐれも気をつけよう。

 車問題が解決したので家回りの穴掘りを再開する。右前のクレイドレインパイプを掘り出し、掘り起こしが難しいところはホースで掃除した。クレイパイプの中は半分まで泥が詰まり水などまるで流れない状態。これもまた昔のカナダ建築業の阿呆さで、経年で不可避的にこんなになってしまうものを排水に使わないでもらいたい。あと丸一日あればパイプ設置まで終わる。

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■07/05/19(土) □ 右前ドレインパイプ入れ完了
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 小雨の中、右前ドレインを掘って砂利を敷きパイプを切って入れ水を流してテストし固定した。2年前にさんざやったのでもうこれは手馴れたもので、キツかったが1人で4時間で終了した。ふー。明日砂利を全体に入れれば右前は終了である。ふー。

 しかしMとMKがパイプと一緒に2mのドア(BRの部屋改装用)を買ってきたのだが、こんなものを買って帰ってこれるんだから、やっぱりレガシィはえらい。2年前も今回のリークも、普通のハッチじゃ自力で資材を運んで来れないわけで、それを含めてやはりワゴンに乗っている価値はあるんだよな。

 またレガシィえらいという気持ちが盛り上がり、久々にコーナーを攻めてしまう。このレガシィのコーナリングではバイクのような完璧感はなかなか得られないが、まだ自分のテクニック的に詰められるところはある。

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 買い替えを急ぐ気持ちはもうなくなったが、引き続き候補車たちの燃費やハンドリング情報を仕入れている。それぞれの車のオーナーの実燃費報告がなかなか手に入らない。だいたいアメリカ・カナダ人は大雑把なので、燃費を計っているようなマメな人でも自分の車の【排気量】【FF/AWD】【マニュアル/AT】を明記してくれないんだよな。その3点は燃費情報の根幹で、ないと参考にならない。まあ中古車売買サイトでさえ車の排気量記入欄がない(その代わりに気筒数は必ず明記されている、なぜ?)というお国柄なので仕方がないが。

 またカナダじゃ燃費を「●L/100 km」って表示するのが主流で、これも気筒数を明示するのと同じカナダ車文化の謎である。毎日ちょうど 100km の通勤をしているという人には有用かもしれんが、それ以外意味がないではないか。カナダ人は自分の車が 100 km 走るのに何L使うかを把握して暮らしてるのかとも一瞬思ったが、それは一度 km/L を計算してからもう一度「km÷km/L」を計算しないと出ないわけで、やってるわけがない。ほんとに意味ないのである。

 燃料警告灯がつくまで○マイル走れたなんていう超大雑把な燃費記録をしてる奴もまたおるし、やっぱインチ・フィート・ポンドなんつー理不尽単位がいまだに(一部)使われておる国は駄目である。

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■07/05/25(金) □ レガ頑張ってます
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 次期車候補について調査を続けていると、どんな車のユーザーフォーラムも悲惨な故障事例であふれている。まあトラブルがないと普通の実用車オーナーはこうしたフォーラムへの書き込み自体しないわけで、掲示板はどんな車でもこうなってしまうのだろう。今見たら 96 年式レガシィだって俺のよりもずっとひどい故障に見舞われてる人はたくさんいた(汗)。

 やっぱ車の修理というのは実にめんどくさく厄介なことなので、こうして見ていると皆がホンダ・トヨタにいく(ゆえに中古価格が下がらない)理由もわかるのだった。まあフォーラムを見ればシビックでも故障事例はそれなりにあるが。

 しかしシビックハッチバックで庶民の味方となったホンダが、北米で売れないからといまやハッチバックのシビックを作らずどんどん価格を上げているのが腹立たしい。6年前まで乗っていたシビックワゴンは本当にいい車だったのに。

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 2日ぶりに排水ドレインに砂利入れ。現時点で砂利を入れられるところは完全に完了した。腰が痛い。ふー。

 これをしながら考えていたのだが、さまざまな車フォーラムで語られている問題に比べると、うちのレガシィは割合に丈夫なほうである。今回の CV ジョイント固着→被害拡大にはまったくまいったが、その他はオイルリークとブレーキのオーバーホールだけで、ブレーキは故障というよりは踏みしろ不足→パッド&ローター全交換というチューンアップだったしな。路上で突然死となるような致命的問題や電気モーター切れが一切出ていないところが、うちのレガはえらい。

 現在レガは頑張っており、最も苦手項目の市街地燃費も過去最高の 9.5 を記録している。CV ジョイント交換が燃費と関係あるとは思えないのだが。何も知らないレガでさえ、売られていくのがわかるのだろうか。どうなっているんだよオイうれしいじゃないかまあ飲みなさいとオイルとクーラントを入れてやり、Mと萌を乗せ用足しに走るのであった。このまま当分好燃費をキープし壊れずに行ってくれ、レガよ。

2007/05/17

日記「車が直らないサッドデイズ」

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■07/05/09(水) □ 腰痛持ち
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 掃除掃除掃除、久々に布団叩きを含め徹底的に掃除をした。先週の仕事中に猫背姿勢から腰痛が始まり、昨日外を歩いているときなんかはかなり痛かったのだが、こうして意識して体を使っていると良化する。

 MKが外仕事を始めたので、俺も掃除後合流。やってる間はまあ大丈夫だったのだが、1時間シャベル仕事をするとさすがに腰痛が悪化した。その後飯を作るともう腰が痛くて動けんという感じ。うー。とにもかくにも慢性化しないよう、グキっというショックを与えぬよう注意しよう。

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 カラテ:今日は最初から最後までLSとペアでさまざまな技を掛け合うという内容で、超楽しかった。LSと萌のハイキック打ち合いなんかは、もう見ていて微笑まざるを得ない。

 最後にパープルベルトの上位グループが手伝ってヘッドロックからの脱出というサバイバルテクもやったのだが、相手の髪の毛を引っ張り体勢を崩すという荒業なのでこれはさすがに無理だろうと心配する俺を尻目に、萌はどんどんとやっていた。もちろん相手はヘッドロックに力を入れてないのだが萌はそれはわからんので、「すごい強いマッスルでホールドされたんだけど、私ぜんぜん痛くなかったよ」と誇らしげであった。そうかー。

 しかしこのヘッドロック抜けが始まると、それまでガヤガヤとずっと談笑しながら稽古を眺めていた父兄2名がにわかに興奮し、「カモン○○! 遠慮するな! (髪の毛を)もっと強く引っ張れ!」とヤジを飛ばすので呆れてしまった。あのね武の道はそういうんじゃないんですよ。この父兄らはいつも畳の上を土足で歩いて入ってきて椅子にふんぞり返っているのだが、子供らは先生の薫陶を受けしっかりしても、親はまるきりわかっていないようである。

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■07/05/10(木) □ 空手の心は自制なり
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 シーモンキー:最大 6mm に到達。イーストでもやはり底に食べ残しが堆積しているので、今日はエサをやらず様子を見る。実はここ数日数が減り 100 匹くらいになってる気がするが、これだけでかいのがたくさんいると総数は少なくとも気にならないのでまあ様子見。これが水質によるものなのか俺が水換えで与えたストレスによるものなのかがわからないため、ややナーバスになる。まあ 5mm 級以上はもう成体だろうから今後大量に死にはしないだろうが。

 そして昨日に続きダート掘り。裏も横も穴はでき、あとは砂利を注ぎ込めば排水は万全なり。

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 萌が友達といると空手の型をやりたがりすぎて、友達がやや気おされている気配があるので、カラテをやるときはよくよく注意して、相手もやりたがってるとはっきりしてるとき以外は駄目だよと萌に注意する。悪気がないのはわかっているが、それでも相手次第なのよね。

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■07/05/11(金) □ サッドデイ
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 レガシィ修理終わらず。ハブがアクスルから抜けずパーツ交換不能という事態に陥り、時間が切れた。がっくし。説明によれば別にCVジョイント故障のせいでアクスルが抜けないわけではなく危険もないそうだが、とにかく抜くのはマシンにかけたりして大事&長時間になるため改めて後日ということになる。ため息。がっくし。これが終わったら、次の故障が出る前に買い換えよう。

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 そして帰るとシーモンキーが全滅状態になっていた。絶句。昨日水質の悪化を感じエサを止め、夜も活性が非常に低いなと感じていたが、今朝見たときは持ち直していたのでエサを再開し、それが水質悪化のとどめを刺したことになってしまったらしい。俺が入手したイーストは、シーモンキーのエサとしては5日で全滅に至るほど水質を悪化させる代物だったというわけである。

 あわてて生き残ったものをきれいな水に移したが、残ったのは20匹ほどとなってしまった。泳ぎ方から見てこれらもとても助からない。はあ。成長を毎日楽しんでいただけに心底がっくしきた。もう一度卵から3週間なんて、とても育てる気がしない。ああ、なんて一日だ。サッドデイ。

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■07/05/12(土) □ 次期車検討
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 ふう。昨日の落ち込みから立ち直れないでいる。最終的に残った20匹のうち半分も姿を消し、全滅一歩手前となっている。

 次に買う車についていろいろと調べてみると、燃費最強でかわいいトヨタエコーハッチバック(旧型)は4人しか乗れないことが判明。これでは家族全員で移動することができない。セダンはかっこ悪いしハッチがない車なんて乗りたくない。没。

 2004 フォーカスが信頼性が高まり辛口のコンシューマガイドのベストピックになったとの記事が見つかる。とすると不具合を恐れてフォーカスを落とす理由はなくなる。しかしフォーカスの実燃費は 11 以下。うーん、レガシィよりははるかにいいが微妙だ。シビックには完敗し、アコードと同等というところだろうか。

 うーん。燃費のいいフォーカスか、5人乗りのエコーか、安いフィット(まだ中古なし)がほしい。カナダの車選びは永遠に解けないパズルだ。

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■07/05/15(火) □ PT Cruiser を借りる
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 シーモンキー第1世代は今朝絶滅を確認。ごめんよなあ。気を取り直して第2世代となる卵を投入。みんな頑張れ。もうあらゆるケア技術はマスターしてるぜ。

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 レガシィ修理:今日も諸事情で終わらず、代車を借りることになる。「もうこのスバルは売ろうと思うが、たとえ売るにしてもこれを直さないことにはなんとも」と車屋にいうと、「しかしそんな売るほどバッドじゃないじゃないか」とのこと。実際試乗したプロの目で見てそうならば、この故障さえ直れば普通に下取りに出せるだろう。ふー。

 代車はクライスラー PT Cruiser というあのクラシックカー風のやつで、もっと小さいのかフォーカスに乗りたかったがなし。乗り味はなるほどアメリカ大衆車はこういうものかという感じ。ノバスコシアで借りたクライスラーとおそらく同じプラットフォームで、吹け上がりが軽快なエンジンと低いローギアでひゅっと出るが中速からは伸びず、直線はソフトで快適だがコーナーではぐらっと傾き怖い。

 それにどこを触ってもいじってもチューニングがチープだなあと実感する。ウィンカーレバーの入りの悪さ、ブレーキのタッチの悪さと車体姿勢の崩れ(毎度シートから身体がずり落ちる)、アクセルの軽さとコントロール幅の狭さ、軽自動車のような音がして閉まったかどうか目で見ないとわからないドア、中ががらーんと広いせいでドラムノイズがズンズンと飛行機みたいに耳を圧迫することなどなど。逆にいうとレガシィはその全てがよくチューンされた車なのである。まあしかしそういう心地よさは5年半十分楽しんだわけで、燃費さえよければ車なんてこんなもんでも我慢はできるなという気もする。この車は燃費まで悪いが。

 PT Cruiser のよいところは駐車場のバンプでの突き上げがレガシィより少ないこと、明色塗装で中が涼しく、朝はすぐヒーターが温まること。そうした実用性はなかなか高い。車なんてこんなもんで十分かもな。......しかしやはりレガシィが恋しい。早く帰ってきてくれ。出費に負けて売ることはもう決意したが、こんな夜にお前に乗れないなんて。



 萌の空手着が届き、今日は初めてみなと同じ胴着でカラテをやれた。かっこいー! しかし帯の締め方とか俺にはまだ全然覚えられん。きちんと教わらねば。

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■07/05/16(水) □ レガシィパーツ待ち
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 PT Cruiser でMと萌を送って買い物をして帰る。乗りにくい車だが、Lougheed を帰ってくる頃には慣れてしまって、完璧に走らせられるようになってしまった。ロールももう怖くないし、うちのレガシィみたいに滑るレザーシートじゃないので、コーナーでのポジションも案外決まる。

 修理は今日もパーツ待ちで終わらず。がっくし。バンクーバーでスクーターが壊れ同時にヘルメットを盗まれたとき以来の脱力である。日本でもバイクを盗まれたことが2度あるし、俺って乗り物運がぜんぜんないのかもしれない (;_;)。

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■07/05/17(木) □ エリオを眺める&レガシィ戻る
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 天気が崩れ寒さが戻る。萌を送って帰る道すがら、次期車候補して突如浮上しているエリオが止まっているのを見た。改めて見ると悪くない形をしている。実用性を犠牲にしてもミニマムを追及したエコーに比べると野暮ったいが、シビックのクラシックな血筋をまったく引いていないフィットや、未来の掃除機みたいな Matrix よりは好みである。燃費がよければ安く広く燃費がいいの3拍子なのだが、どうなんだろう。

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 銀行に用事があったのでついでに向かいのスズキに行って、エリオ中古の内部を見せてもらう。ドライバーズポジションは PT Cruiser みたいなバン式ではなく普通だった。これはよい。そこにシートを合わせて後ろに回ると、ひざ回りは十分にある。実はレガシィでも前を俺に合わせると後ろはけっこう狭いので、まったく同等かひょっとするとこっちのほうが広いかもしれん。後席の幅はまあ普通で、シートのすわり心地はいたって普通。十分快適だ。

 そしてカーゴは、なんと昔乗っていたシビックシャトルとほぼ同等なのであった。後席真ん中の非快適ささえ我慢すれば、一家揃っての旅行も楽勝そうである。フォーカスと同じ全長でこんなにキャビンもカーゴも広いのだから、いかにエンジンルームが小さいかということだ。パッケージングは素晴らしい。シビックシャトルの再来だなこれは。ドアや外板のチープさも含めてシャトルと同等だし、違いは10数年分の安全性向上だけだと思われる。

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 ●18:59 はー、やっとレガシィが帰ってきました。最終的にもう1個デカいパーツがいかれていたとのことで、工賃は大幅にまけてくれたのだが初期の予想とは桁が違ってしまった。しかしここまで不運が重なるともう費用などどうでもよくて、ただただ終わったことがありがたい。萌を連れて行った車屋のパーキングで、「お帰りスバルー」などと言いながら自転車を積み込んでいると、心底うれしい気持ちになった。ふ~~~~。

 そしてMを迎えに夜の Lougheed を走ると、もーやっぱこのレガシィは良い。このフラットライドの心地よさとあらゆる操作に対する車の動きと、3速でボクサーエンジンがすーっと吹けていく感覚(速くはないが)は、これまでかけた手間や費用をみんな許してやりたくなるものがある。2日他の車に乗った後だけにつくづくその良さがわかる。やっぱ近い将来に乗り換えるにせよ、こいつに乗ると今あせることはないと思うよと言うと、あなたをハッピーにするんだからこの子をキープしなさいよとMは心優しい妻的に答えるのだった。うむ。―――まあでも燃費問題もあるから、気長にいい出物を探し続けよう。

2007/05/08

日記「萌@両手ピアノプレイヤーへの第一歩」

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■07/04/27(金) □ シーモンキー水質問題
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 シーモンキー孵化後1週間経過。水槽がだいぶ白濁してきたのが気になって仕方がないので(白濁は全滅への道と先達の誰もがいっている)、生体を残して汚れだけを捨てようとしたが、無駄な努力であった。ゴミとシーモンキーとがほとんど同じ大きさなのだから分離のしようがなく、汚れた水を別容器に移そうとすると生体も一緒に入ってきてしまうのである。頑張っても透明度5割戻しくらいしかできず。

 いまだ 300 匹ほどから減っていないが(少量残った卵からまだ孵化が続いている可能性もある)、これが容易に目視できる 3mm くらいになってくるまで待って、なんとかゴミと分離するしかないよなあ。とにかくみな元気なので、換水可能になるまでこのまま頑張ってくれ。

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■07/05/03(木) □ 泳ぎ方が優雅に
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 シーモンキー14 日目:昨日今日は数も活性度も安定。最大のやつ数匹は 3mm 近くに達し、エビの形になってきた。こいつらはすでに尻尾の巻き方や泳ぎ方から個体として判別できるので、姿を見かけるとうれしい。

 日本のシーモンキーブリーダーのページでは過密による全滅ケースがやたらと報告されているのだが、うちのはそうしたケースに比べるとすごく安定しているようである。水質が日本とカナダとでは違うのかな。もともと北米産のエビだし。

 大きく育った連中を眺めているとなかなか気分がよい。脚の使い方が効率的になって、泳ぎが優雅になってきた。このくらい優雅にすいーっと泳いでくれると、立派なアクア系ペットである。Mもついに「大きくなってきたわね」と、これまで気にもかけなかった水槽を初めて意識的に覗き込んでいる。

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■07/05/05(土) □ ファイナルファンタジー5
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 13:01 仕事終了。さあ自由だ....というわけでもないが(家の掃除と車の修理と庭のタンポポ駆除が差し迫っている)、ともあれ一息。

仕事が終わったので萌にファイナルファンタジー5をやらせてやる。「クロノトリガー」もこないだちょっとやらせたが、第2章に入ったらダークで退屈な未来世界を延々と歩かされ、萌はそれなりに楽しめても俺が辛抱できずやめてしまったのである。やっぱドラクエ/FF以外のスーファミRPGは全滅だというのが正直なところ。ドラクエは大人の文字RPGなので萌にはちと地味すぎ、やはりFFシリーズしかないのだろう。FF5は出だし軽快でなかなか楽しい。

 萌は2本目の前歯が抜け、マンガみたいな顔になってます。

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■07/05/06(日) □ 消防署フェア
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 市のフェアがあるというので楽しみにしてたのだが、シティフェアではなくシティ消防署フェアであった。心配性のMが好きな予防安全の講習がメインで、大人にとってはまあなるほどで意味のないイベントではないが、連れて行った萌とHNにとってはちょっとうーんであった。カナダ人は教条主義的にマジメなので(うちの奥さんは特別にそう)、窓際にベッドは置くなとか枕元に水槽は置くなとか、子供が意味がわからず退屈していてもとにかく延々と喋るんだよな。地震による停電暗闇で煙に巻かれたらなんていう実習もあって萌はちょっと怖がっていたし、うーんなんだかちょっとマジメ過ぎるカナダ的イベントであった。

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■07/05/07(月) □ レガシィ修理か乗り換えか
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 はー、さて。車を修理せねばならない。最近交差点など右ターン時にステアを大きく切ると、ディファレンシャル関連のどこかからカリカリとノイズが出るようになってしまっており、どう考えても修理が必要なのだ。しかし費用がかかりすぎるようであればこれを機に高燃費の車に買い換えようという方向でMと話がまとまりつつある。レガシィの下取り価値が現在売値相場の半分くらいあれば、トヨタエコーなどのサブコンパクト=超高燃費車の中古が視野に入ってくる。

 エコーは家族5人全員乗車の旅行時には明らかに小さすぎるが、それは年に二度ほどのことでなんとか対処できるし(他の親戚の車に1名ピックアップしてもらうとか)、燃費はハイブリッド以外のレシプロで最高なのだ。ハンドリングを求め欧州フォードのフォーカスに乗りたいという気持ちも、最近はあまりなくなっている。ハンドリングよりも燃費だ。レガシィよりフォーカスのほうが大幅にハンドリングがいいということはありえないが、エコーなら燃費 1.5 倍以上が確実に得られるのだ。これは精神衛生に非常によろしい。

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 カラテ:萌もだいぶ動きが板についてきた。同じ防御の型の繰り返しでも飽きることなくやっていて、あれは子供でもやってて気持ちいいんだろうなあ。

 しかしこの先生は沖縄でカラテを覚えたそうだが(指導はなまった日本語)、どういう流派なのだろう。ネットで調べてもよくわからない。見ていて気づくのは、腕を頭上でクロスして相手のチョップをブロックするとか、横からの相手の中段突きを手のひらで受けチョップを返すとか、相手が注文どおりの動きをしてくれなければ成り立たない型が非常に多いことである。つまり実戦空手ではなく、空手と舞踊の決めポーズを合わせたような流派なのだ。強さを追求するなら向いている流派とは思えないが、萌のようにかっこよさに憧れている子供にはこれがぴったりな感じがする。LSのお母さんはもっとずっとハードな流派で、若い頃はトーナメントに出て骨を折ったりしたのだそうである。しええええ....(^_^;;)。このクラスがそんなんでなくてよかった。

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■07/05/08(火) □ 萌@両手ピアノプレイヤーへの第一歩
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 シーモンキー:昨日全換水し(※)、エサを最も一般的らしいイーストに切り替えたのが効果大で、キッチンに強い陽射しが差す今日はすごい活性度になっている。体をくねらせて脱皮しようとしているやつらが目に付く。サイズも初期に生まれたのは全員 4mm になり、5mm 級も現れてきた。でかい。これだけでかいのがワラワラいると 1.5L のビンでは狭く感じてくる。密度が高すぎてちょっとグロテスクな感じもする(^_^;;)。水中酸素の面から見ても、このまま全匹成長が続くともっとサイズの大きな水槽に切り替える必要があるなー。
(※)結局台所用巨大スポイトを買ってきて、モンキーたちを10匹ずつ吸い込みきれいな水に移してやるという荒療治が一番効果的なのであった。モンキーたちにはどえらい嵐状態で大変だろうと思ったが、怪我をしたり犠牲になったものは結局ゼロ。これでよし。

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 車の修理見積もりをを車屋に頼む。$1000 を超えるならぱもはやと覚悟は定まりつつある。チェック中近隣の車屋でエコーを探してみたがなし。初めてフォードフォーカスの中に入ることができたが、意外や後席の狭さを感じた。前後左右すベてレガシィよりも窮屈な感じ。FFで後部にメカはないはずなのに、なんでああ余裕がないのだろう。しかしフォーカスで窮屈に感じてはサブコンパクトなんてとても乗れないなあ。サイズを一気に2段落としだもんなあ。難しい。

 車屋に戻ると診立てはCVジョイントだった。やはりそうか。これはどんな車でもありうることで、想定内の一番軽度な故障ではあるが、ホイールをはずしてブレーキをはずしてドライブアクスルをはずしてだから費用は最低でも $500 コースか.....と思ったら、俺がひいきにするこの車屋は良心的で、パーツ $160 で工賃込み $300 だというので即決、金曜に直すことになる。やれやれ。ほっ。あのCVジョイントブーツが裂けていたのだろうか。俺は下を覗いていても気づかなかったので、やっぱ車というものはたまにはオイル交換に出して、底からチェックしてもらわないと駄目なのかもしれない。やれやれ。ほっ。

 そういうわけで高燃費車乗り換え案は来年以降に繰り越し。それまでにスケジュールに入る大メンテは特にないし、費用を最小限に抑えていけるだろう。やれやれ。ほっ。燃費の悪さ以外は乗ってて楽しい愛するレガシィなので、ほんとやれやれである。

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 ピアノ:今日はもうのっけから「ハウル」をやらせていただく。「いいわねえ、でももうちょっと気持ちを込めて強く弾いてみよう」などと励まされ、萌はタメと力をキーと顔の表情(笑)に込めて弾いている。ここまで半年は、独学ロックギター親父には耐え難い基礎の積み重ねが続きじりじりさせられたが、突然ものすごいペースで俺が望んだ方向=好きな曲の習得に進み始めた。素晴らしい。最後には単音だが左手でベースを入れる練習もしていて、萌は出だし4小節が両手で弾けるようになってしまった。す・すんばらしい。感動。MK先生ありがとうございます!

 ピアノの帰りに、Mの運転で半年振りくらいにレガシィの後ろに乗った。広く快適でいい車である。こいつの修理代が恐れたよりも安くついただけで、その他にもいろいろと心配事がある人生だが気持ちがずいぶん楽になった。