2008/07/05

日記「夏休みのプロジェクト」

「夏休み初日&パークピクニック」「夏の夕暮れ川遊び 」ほか。

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■08/06/27(金) □ 夏休み初日&パークピクニック
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 放っておけば一日 Webkinz などPCゲームをやってそうな萌を叱咤して、他の遊びやピアノをやらせる。コンピュータを使わせないためには、親が一緒に何かをやってやる必要がある。

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 夕方、Mがこの夏久々に英語(ESL)を教えているカレッジのピクニックへ。途中 Lougheed で大渋滞にはまってしまった。事故かと思ったら、単にハイウェイに入ろうとする車の列が Lougheed を堰き止めていたのだった。夏休み最初のウィークエンド、行楽地へ向かう車で地獄のハイウェイとなっているに違いない。このバンクーバー周辺と、車で何時間もかけていく田舎とでさほどの違いがあるようには俺には思えないのだが(気温は内陸に行けばかえって上がるゆえ避暑というわけでもない)、カナダの人々にとってはこの渋滞を抜けた先にある「人のいない場所」に行くことがバケーションなんだろうな。



ピクニックは萌がウォーターバルーン投げやら綱引きやらのゲームで盛り上がるのを眺め、俺は年配の先生たちにギターを弾き歌を歌ってやったりして楽しむ。ゲームが終わるとあちこちで何組ものサッカーが始まり、公園中がサッカー大会という感じになった。

 メインの試合はカレッジESLの生徒たちが大人数でやっていたのだが、UAEとメキシコと韓国から集団で来ている大学生たちで、これがみなうまい。メキシコはボディシェイプがよく、ボールを足元で動かしながら遠くを見パスコースを探し、UAEは高い身体能力と足先のうまさを見せるという試合で、素人サッカーながら見ていて面白い。

 メキシコの若者がサッカーがうまいのは当然という気がするが、UAEもここまでやるとはなあ。WC予選で日本はバーレーンやオマーンに相変わらず苦戦しているが、やっぱアラブ系は東アジア系より身体能力と基本キック力が高いんだなと実感する。韓国大学生たちはUAEとメキシコの間で脇役になっていた。

 UAEはアーセナルのシャツを着た子供が何人かいた。やっぱUAEの国民にとっては、自国の国営会社名を大々的に冠したこのクラブが誇りなのだね。

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■08/06/29(日) □ FM 2008三年目終了
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 ついに真夏日2日目、今年最初の屋外プールへ。プールに入っていると俺と萌はすぐに冷えてしまうのだが、上がっていったん体を温めてからの噴水遊びは非常に盛り上がった。

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 【FM 2008】ローマとリヨンを粉砕し2年連続CLファイナルへ。強い。相手も2年連続アーセナルでうんざりだが、今のうちならば勝てる。一時調子を落としたのは戦術の混乱であった。プレミアは最終盤にマンUが1試合落とし、こっちは大久保の1発によるドローでしのいで、FM 2008三年目にして初めてのタイトルを決めた。よし。

 しかし暑い。室内で29度だが風がないのでもっと暑く感じる。日本に行くまでに暑さに体を慣らさないと大変だ。FM 2008 はPCに負荷を与えるので、CPUもHDD温度もメーター限度を振り切って困っている。ケースを開けているので、これ以上温度を下げる方法がないのだ。日本の八幡ハウスなんかもっと暑かったわけだが、いまのPCはあの頃よりもクロック10倍で熱量も高いのであろう。

 ま、またCL決勝で負けた。今年もまたヴァンペルシーにやられた。がっくし。駄目だ、ここ一番でアーセナルに負け続けるおまえら West Ham の選手たちにもう未練はない。やめてやる。

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 辞任すると、さっそくリバプールから監督オファーがきた。しかしベニテスが阿呆なことに大金を叩きつまらない選手を揃えた上にCL出場権を逃しており、おかげで今年の補強費はわずか2億(絶句)。これではどうしようもない。うーん。......いろいろ考え、初期化して初年度からリバプールに就任することにした。West Ham とは格が違うチーム力をベースに、この3年の経験を生かし安くていい選手を集め、万年4位を脱し最強チームに育てるのだ。よし。

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■08/06/30(月) □ 夏の夕暮れ川遊び
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 電話番号を知ってる友達をリストアップしていってJTが首尾よく遊べることになったのだが、萌とJTはJDがいないとあまり盛り上がらないようで、妙に静かに遊んでいる。覗いてみると萌は本なんか読んでいる。うーん。JTは賢い子なので俺がバカをやって盛り上げるという感じでもないし。まあ庭で静かに話をしながらクッキングをしてるので、いいのか。

夕方は今度は約束していたDI一家と学校裏の小川を散歩した。こっちのほうがどちらかというと夏の夕暮れらしい楽しさがあり盛り上がった。DIは家族にいろいろと問題があり気の毒な子なので、遊んでやれるときにはできるだけ楽しませてやりたい。ゴムロケット打ち合いとかのバカ遊びを喜んでくれてよかった。

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■08/07/02(水) □ カナダ郊外暮らしの利便性
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 エリオのオイル交換でCTへ。問題は何もなく、クルマは安車でいいからとにかくメンテフリーで走ってほしいという期待に応えていてくれる。オイル交換でエンジンが滑らかで静かでパワフルになった。タイヤローテーションもやってもらい、タイヤの減りが均等化され直進性とショックの吸収性が良化した。ちょっとしたケアで走りに気持ちよさがよみがえる。実際この車のエンジンとATは最高で、Lougheed Hiway で3速に入るあたりの加速は1年経った今もゾクゾクするものがある。2ストバイクにはかなわないが、4スト単気筒バイクには圧勝する快感エンジンだ。

オイル交換が予定以上に長く2時間待ちとなったので、公園で1時間遊んだ後マクドナルドに入る。普段ファストフードになんてめったに行かないゆえ、おまけ付きチキンナゲットなんか買えて大喜びする萌を見つつ、まずいアイスコーヒーを飲む。こうして1箇所に生活必要施設がまとめられ、1ポイントで用事が済むようになっているカナダの郊外暮らしは実に合理的で快適であると感心してしまう。公園のボードパークなんかも、実によくできているしなあ。ありがたいありがたい。


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■08/07/03(木) □ 夏休みのプロジェクト
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 こないだから Zimmer Twins というTVアニメのゲームを萌がやっている。フラッシュアニメの用意された動画を選択し台詞をつけショートストーリーを作るという遊びで、絵を描かなくても簡単にアニメが作れてしまうのがすばらしい。しかも面白いストーリーは実際に声優がセリフをつけオンエアしてくれるというのだからすごい。

 萌は夢中になって作っているのだが、8歳の子供がぱっぱっと思い付きで作るストーリーだからやはりガキ的で、元の絵柄につられたありがちな言葉がつき、ちっとも面白くない。まずいことに保存すると作ると同時にパブリッシュされてしまう仕組みになっており、そうして萌が作った不出来なアニメがもう3本もアップロードされていて、「つまらんつまらんつまらん」といったキツいコメントがついて萌は少しがっくりきていた。

 だったら全部消してちゃんと面白いのを1本作ろうと、俺も一緒に考えてみた。萌が自作したジョークが非常にスマートでよいのでこれをベースにして、ボケ役のブラザーが強力にくだらないジョークを返すという日本の漫才風味を加えると破壊力が出る。ここにくだらないジョークを入れてと萌に注文するとまたいいのができて、いいデキのアニメが完成した。アップロードすると即座にポジティブな反応がきて、「間違いなくTVに出るね」とまでいわれ萌は大喜びであった。よおし。この夏 Zimmer Twins で放送されるというのを、萌の夏休みプロジェクトとすべし。

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