2012/12/03

日記「クマにフェンスをぶち破られた」

「本物がほしいストーンエイジ」

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■12/11/21(水) □ クマにフェンスをぶち破られた
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木っ端微塵ですわ

裏の家のフェンスもこの通り
うわークマにフェンスをぶち破られたー。ショック。下の薄板部分はまあ修復はできるのだが、上の格子状のところを落とされたのが痛い。どうやって直したらいいのかと途方に暮れる。

 隣家MT家の楓の枝までバキバキと何本も折られている。なにやってるんだこのクマは、理解できん。クマは川でサーモン食えよ。今はサーモン採れまくりの時期じゃないか。ゴミを漁るなよ。

 うちは向かいが借家になってるのだが、そこの住人が土着じゃないからやっぱ無責任で、ゴミの管理が悪い。ゴミに鍵かけてないと罰金という規則を無視してるのでその家のゴミが数週前から何度も何度もクマにひっくり返されていて、ついに近隣にもとばっちりが来たという感じ。MTも同意見である。ちなみにカナダじゃこの程度では、熊が出て危のうござりますと役所に言っても気をつけよと言われるだけらしい。怪我人が出てからでは遅いのだが。

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 とりあえず仕方がないので釘とノコギリを買ってきて、角材を切っては足し切って足して、落とされた上部格子部分を武骨に頑丈にフェンスに固定する。これをもう一度壊すにはクマの方にも相当な決意と破壊スキルが必要である。別にうちの庭に食い物があるわけじゃなし、通り抜けるためだけにそこまではせんだろう。こうして DIY 仕事で成果が上がると気分がいい。

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■12/11/23(金) □ 本物がほしいストーンエイジ
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1日1ゲームは必ずやっているストーンエイジオンライン。夜の2人戦で人を 10 人まで増やす作戦をやってみた。こうしていろんな戦法が試せるところが楽しい。きっちりプラン通りに進め 250 点を超えた時点で勝ちは確信したが、点差は案外少なかった。もっと大差で勝ってると思っていた。

 ボードゲームにおいてどっちがどの程度勝ってるのかわからないというのは好きではない。最後は積み上げたボーナスで決まるにせよ、どの程度の点差なのかは皆が把握してるくらいがちょうどいいと思う。負けてる方は大量点を狙ったギャンブルに出られるし、勝ってる方はゲームをクローズに持っていける。



 それにしてもよくできたゲームだ。俺はMKが持ってくる TRPG/アメゲー系のゲームでダイスを振ることにはスゴロク程度の盛り上がりしか感じないのだが、ストーンエイジではダイスに気合いを込め楽しんでいる。やっぱ TRPG 式のゆるい数値のやり取りでは、大きな目を出して敵にダメージを与えたいなどと俺は真剣に考えられない。

 TRPG バトルのスタート位置はランダムだし、キャラが持つ HP その他だってよくわからず、さらに 20 面ダイスみたいなものでダメージ量が決まるんだから乱数が多すぎる。どのダイスを使うかも自分の選択ではないわけだし。ウォーゲームのように「ここで3コマを集中して1ターンで敵ユニットをきっちりと破壊する」といった風にざっくり大胆かつ緻密に考え決断し、その結果が白黒はっきりつくほうが面白く感じる。

 その点がストーンエイジではよくできていて、「ここでどうしても金が2個必要だから、リスクが高いがサイコロを3個投入しよう」と目標がストレートに設定できる。だからギャンブルとしてサイコロ振りに盛り上がれるのだ。望み以下の目が出た場合にサイの目に足せる「道具」という概念もよくできていて、サイコロに関する楽しさはカタンと同等で、フラストレーションは 1/10 もないんじゃないかと思う。ほんとよくできている。

ストーンエイジの写真を見ると実物が欲しくなる。この個人ボードにはあまり機能的な意味はないが、資材の実物をこうしてボード上に積むのは気持ちいいことだろう。機能で言えば小屋カードをきれいに下の枠に並べても意味はないので(枚数だけわかればいい)、5種類の文明ボーナスを分類して置ける5つの枠だったらよかったと思う。そうするとまあどの種類をどれくらい集めているか敵におよそわかってしまうが、上記の理由でそこは隠し情報じゃないほうがいいとも思うしな。この個人ボードが文明ボーナスの得点ボードだったらよかった。

 あるいは小屋カードを取ったらこのタイルの代わりに木の小屋をもらえ、個人ボード上で自分のミニ集落をビジュアルにデザインできたらかわいいだろうな。アグリコラのメインボードは単なるマスなのでかわいさと視認性でストーンエイジに大きく劣るが(そこがアグリコラのゲーム性も示している)、牧場となる個人ボードは SA よりかわいいのだ。

 ボードゲームの写真を眺めているとそんなこんなを想像して楽しい。タイミング的に今買ったら「なんでクリスマスを待たないのだ」と怒られるが、ほしくなってしまっているのである。

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