2013/09/23

日記「良いレンズはほしいが」


「うるわしのブロンドガール」「子供撮影」「長く遠い写真道」

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■13/08/28(水)  □ うるわしのブロンドガール
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めっちゃキュートです。
夏中毎晩おばあちゃんのキッチンを掃除してためたお小遣いを一気投入して、萌が髪を染めた。黒髪にブロンドのフサがシュッシュと入る「ピークアブー」というスタイルで、想像したよりずっと美しい。うるわしのブロンドガール。中学生が髪を染めるなんて日本じゃ前代未聞だろうが、カナダだと OK らしい。

 この髪を引っさげ、夏休み最後のイベントへ。萌の夏休みも今週末で終わりなのだが、前半の東海岸旅行以外はあまりイベントがなく残念感を感じている様子なので、最後に日本デイをやることにしたのだ。ダイソーでしこたま買い物をし、日本から出店してる専門店のとんかつ定食/カツカレーを食べてきた。うまい。頑張ってとんかつチェーンを展開し、このうまさをカナダ人に啓蒙してもらいたい。

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カメラの「ポップアート」フィルタが
超合う絵柄
このモールは中華系が人口の半数というリッチモンド市にあり、中華お金持ち向けにランボルギーニや中華 DQN 若者用クロームメッキのドラゴンカー用品なんかも売ってるのだが、ダイソーを筆頭に服屋やフイギュアショップ、高級生活陶器店、日本食屋3~4店舗と日本のストアが多く入っている。バンクーバー圏で最も日本フィーリングなところなのだ。日系人口など微々たるものなので、中華系相手に日本商店が頑張っているわけであります。えらい。

 ダイソーカナダ店では英日2か国語で「ダイソーラジオ」なるものを流しており、今日のプログラムは夏をテーマにした Jpop というものだった。陽水やサザンなど古いものから新しいものまで入った、なかなかいい選曲。英語に日本人アクセントがあったのでワーホリのバイトさんがやってるのかな。これで中華系に日本音楽が広がるかもしれない。えらい。

 好きな Aiko「花火」がかかると萌は大喜び。「こういうのを聞いてダイソーにいると、ほんと日本みたい。せつない。涙出そう」。泣くな泣くな、缶コーヒーを飲みなさい。おいしい缶コーヒーというのもここにしか売ってないよねー。

 俺はダイソーでカメラに使えるクッションバッグなどを買いたかったのだが、なぜかまったく輸入されていなかった。まあしかしダイソーはいつ行っても楽しい。シリコンゴムの滑り止めを買ってきた。これはカメラに使える。

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■13/09/01(日) □ 子供撮影
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3年前までうちに住んでた甥のMK青年も、
順調にとっつあんになってまいりました。
MKとベイビーがきたので、初めての家族撮影とベイビー追尾となった。家族集合写真はコンデジに比べ画角も明るさも楽勝だが、ベイビー追尾は思ったよりも難しい。どんどん動いてしまうのでモニターを見て構図など決めているヒマがない。光学ファインダー付きのコンパクトデジカメを使っていた頃はそんな苦労はしなかったので、やっぱりファインダーなしはこの面で劣るなと実感。途中で気がついてモータードライブにしたが、止まってくれない子供はそうやって数打って当てる以外方法はなさそうだ。ISO を上げてシャッタースピードを稼ぎたいが、E-PM1 は 1600 にするとかなりノイズが出て使いにくい。屋内用に明るいレンズがほしい。

 このシャッタータイミングの面でどうかなーと思いながらの撮影だったが、庭ではいい写真がたくさん撮れていた。MKムスメ1歳半はかわいい盛りに入ってきた。もう萌の顔を覚え、会うとえらい盛り上がるのである。

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■13/09/03(火) □ 良いレンズはほしいが
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 始業式だった萌を迎えに行くと、新ヘアカラーはたいして盛り上がらなかったらしい。周りじゅう髪の色が色とりどりのカナダじゃ、黒髪社会の日本とは違い髪の色くらいどうということはないとということか。ちょっとかわいそうなのでバーガー屋でランチをするが盛り上がらず。

 そのまま買い出しに行くとカメラウーマンのSR姉と会ったのでペンミニ PM1 を見せたのだが、やっぱり一眼レフを使ってるSR姉にはミラーレスなんてオモチャだろうなとチト恥ずかしかった。現時点でこれがマイクロフォーサーズの力! といえる画質も叩き出せていないしな。明るいレンズがほしいんだよというと、カメラはレンズが全てよねとさすがの答え。

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萌は彼女たちと服屋をチェックしに行き、俺はそれを待つ間外に出て写真を撮る。i-Finish カラーで撮った遠景がかなり納得のデキで、久しぶりにおおと感じる。コキットラム摩天楼のガラス鉄骨感と曇り空の色が鮮やか。i-Finish は色をどーんと盛ってくれるので人や緑は不自然になってイマイチだが、無機質なものを撮ると気持ちがいい。標準レンズでもうまく使ってやればここまで写るのだ。これならSR姉に見せられるな。

 明るくシャープな単焦点レンズをほしいなとは思うが、いいレンズですごいスナップを撮れるようになったとしてもこの標準ズームに戻したらガッカリ画質だなんてことになったらそれはそれで悲しいわけで、どうにかこの標準レンズで満足いく絵を出していきたい。こうして建物だとちゃんと出るんだし。

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■13/09/09(月) □ 長く遠い写真道
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 Mの職場でいらない LCD モニターが出たというのでゲットしてきてもらった。あまりグレードが高そうでもなく、映りはチープな感じ。視野角も狭い。

しかし写真を見ると明るい! 夕方に撮った GS は、車のボディまでちゃんと写っていた。精細感も非常に高く、前からの写真を眺めていくとうわこんなに解像してたのかと思うやつが何枚もある。前の CRT モニターが普通より暗いのは認識していたが、ぼやけてもいたのだった。前はボツにした写真もキープしたくなる。最近劣化を感じていた前機キャノン Powershot A530 の写真も別にぼやけてなかった(笑)。劣化してたのはモニターの方だったのだ。

これまで撮ったヘボ写真の数々も、明るくクリアな新モニターで見て失敗の傾向がわかってきた。下(暗部)を持ち上げすぎて全体に白いんだ。これは前の暗いモニター用にカメラも「階調補正:オート」に設定してしまったせいで、これをデフォルトに戻せばいいだけのこと。これで撮るとくっきりとコントラストがつきながら暗部も残っており美しい。なーるほどである。

 昨日の夕方撮った写真も明度を上げ過ぎ失敗していた。一番よかったのはまたも萌が撮った、「月と飛行機と森」でした。美しい。写真道は長く遠い。だけどわかってきたよ。写真はコントラストだ。

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