2018/05/19

【ツイートまとめ2月】平昌オリンピック、わろてんか、湯を沸かすほどの熱い愛

2月3日

#わろてんか この新造コンビがどうやって笑かすのかと思ったらそうか、旦那にちっとも喋らせない宮川大助花子方式があったか。リリコの間の良さ、笑顔と呆れ顔の切り替えの鮮やかさ、そして見目と声の麗しさが棒立ちシローでたしかに引き立って、見事な初舞台でした。広瀬アリスさん素晴らしい。

#わろてんか 広瀬アリスさんすごいなあ。リリコは手を打ちにこやかに登壇するあの瞬間から最後まで、持って生まれた天性のカンでシローを引っ張ってるように見えたもんなー。2回見ちゃいましたよあの初漫才。すばらしい。

2月3日

高校4年の娘が毎日、ソーシャルジャスティス(社会正義)のクラスがすごい! と興奮して帰ってくる。自分に正直に考えるという前提で、「もし人種を選べるなら何人になりたいか」「人の価値は何で決まるのか」「民族虐殺はなぜ起きるのか」といったきわどい問いを教師が投げかけるのだという。

ソーシャルジャスティスは選択科目だそうだが、高校でそこまで考えさせるとはカナダすごいと驚いた。傷ついたりする子はいないのかと心配すると、教師が優秀で生徒同士が熱くならないようにしているとのこと。今の子供は読書をまったくせんわけだが、こういう方法で効率的に多くを学ぶのかもしれない。

2月6日

#わろてんか もうシローのしくじりに一切苛つかず、自分も失敗が怖いわと微笑むリリコ。お笑いの聖母様みたい。雑誌インタビューで言ってたように、彼女の家族は「芸の仲間」。シローもすでに、その仲間なのだ。 pic.twitter.com/uXLmELss1N


2月7日

#3月のライオン 9章『契約』幼い零の身の上と、どうやって将棋の道に入ったのかが明かされる。引き取られた「将棋の家」で出会う、気難しい姉と対照的な弟と零。つらい。将棋は勝ち負け、勝負だもんな。多くの辛いことと喜びが交錯する世界なんだろうと思う。 pic.twitter.com/3vQH70q986


2月9日

最近うちの猫ピカの重みにヤバみを感じてるので、ドライフード「体重コントロール・ダイエットチキン」でも高カロリーすぎるのかと代わるものを探した。気に入らないとまったく食べないワガママ猫なのでフード選択にはいつも悩む。今度もペットショップで30分も考えた。 pic.twitter.com/NSAf7lbuq8


太る原因はおそらくドライフードに含まれる穀物の糖質で、「ノーグレイン」と記されたものがベターなのだろうが、米・麦などが入ってないドライフードは代わりのつなぎにポテトが使われている。これをピカは好まぬらしく、何袋も失敗している。まあイモより穀物のほうがうまいとは俺も思うが。お前。

2月10日

#平昌 【開会式】ああお寺の鐘っていいな。「この鐘が、世界中の人々を呼び集めます」。長野でもこういうのをやってほしかったな。…しかしここでプリメイド映像が延々と挿入される現代の五輪セレモニーって興ざめである。韓国映画というよりハリーポッター的だし。

#平昌五輪 #開会式 また長い映像挿入。内容は国家PR的だし、映像トーンはハリウッド的でユニバーサルでスマホ的。スマート家電国家が韓国のセルフイメージなのだろうかとやや鼻白む。聖火台に昇っていく南北コリア合弁事業。しかし最後に待っていたのは韓国の宝キム・ヨナだった。ああナイス。ここに五輪の自然があった。拍手。

2月12日

#平昌五輪 フィギュアカナダ代表に娘の学校の2年先輩がいることがわかった。写真を見せたら娘が覚えていた。17のムスメと2歳差とは思えない大人の体格で、やはりアジア系スケーターより回転ジャンプは大変だろうなと思う。女子ホッケーでは逆に、軽いのに戦っている日本女子は感動的だなと思ったが。 pic.twitter.com/a9Pdjutzgn

2月14日

スーパーの駐車場に下町ボブスレーが入ってきた。――わ! わわわと駆けつけて話しかける。なんですかこれは! 三輪自転車? 中を見せてもらうとシートの他にいろいろと電気部品が入っている。「パワーアシストだよ」。…あ本当だ、前方ノーズ内にペダルと大きなモーターが入っている。すごい! pic.twitter.com/ps8XJ7P6SK



乗降ハッチは華麗に上にカパっと開く。これはキットで売ってるのかと聞くと、いや自分で作ったんだよという。「ノーズのダクトから風が入るので快適だし、雨が降ればハッチに雨よけもつけられる。うちの車はワイフが使ってるので、これがぼくのクルマなのさ」。すごいですミスター三輪車、リスペクト。 pic.twitter.com/KLAJOQ145W



2月14日

オリンピック中のカナダのCMは毎回いいのが多い。「私は600人しか住民のいない、街路もなく夜は真っ暗な場所で育った。だけどみんなが私を信じる気持ちが道を照らし、私を平昌まで連れていってくれた。いまに世界が思うわ。彼女はどこから出てきたんだって」 #平昌五輪 pic.twitter.com/b368WKChlE


2月15日

#平昌五輪 #フィギュア ペアのフリー。イタリアのペアがいい演技をしてトップに立ったのだが、音楽が全編フェリーニ/ニーノ・ロータですんばらしかった。この音楽に乗って踊っている二人を見ているだけで5点分くらい余分に気持ちよくなっちゃう。自国の文化資産を使えるのは強いなあ。

#平昌五輪 #フィギュアスケート イタリアペアのおかげで一部でブームが来ているらしいフェリーニ/ニーノ・ロータ音楽。おすすめはこれです。◆沢田研二 8 1/2のテーマ(1991年の舞台『ACT ニーノ・ロータ』より) youtu.be/oKSiLvyM9pU


1991年舞台「沢田研二ACT ニーノ・ロータ」は、自分とは何者なのかと巡る想いを恋多きダメ男ニーノ沢田が歌い、いたずらな天使たちがそれを茶化してまた歌うという流れの楽しいお話。ジュリーの声と演技は絶品。アコーディオンのCoba率いるバンドによる音楽がすばらしい。


2月17日

北海道のアングラロック新聞《共犯新聞》が、片岡義男が言語を通じて日米と湾岸戦争を語る評論書「日本語の外へ」を紹介している。キヨシロー、anone、ラップ音楽(ロックの否定!)、アメリカ画家のペシミズムとあちこち話が飛びつつ進む面白い論評です。共犯新聞・片岡義男「日本語の外へ」 pic.twitter.com/7mGy7aKrdK

バイクを愛する俺と弟は片岡義男のオートバイ小説を学生時代に愛読し、ときには星の下で眠っていたんだけど、共犯新聞主筆は違う時代に片岡の評論を読んでいたのか。キヨシローが大好きだったという「ぼくはプレスリーが大好き」くらいは、なんとかして手に入れ読まなくちゃなと思った。

旧バンド友共犯主筆やキヨシローが片岡義男を読んでいたというのは、新鮮な発見である。君は湾岸戦争の頃に、片岡義男を読んでいたという。ぼくは寒い廃墟の警備事務所の中で、この戦争の意味はなんだと「現代用語の基礎知識(苦笑)」を読んでいたよ~と、友部正人「遠来」が頭のなかで流れてくる。◆

2月17日

#3月のライオン 荒れた海を泳いで泳いで泳ぎ続けて、零がプロになった当時を回想する。泳ぎ着いたらもう気持ちがしおれてしまった。しかし零は過去は不遇だったろうが今は相当にラッキーだよ。しおれていることを気遣ってくれるヒナちゃんたちがいる。うちにおいでよ。一緒にご飯食べよう。 pic.twitter.com/SfZj3ubLBH


2月17日

#フィギュアスケート 羽生結弦。あそこまで傾いても手をつかない、関取かという勝負根性。脚にきてるのが誰にでもわかる。ぎりぎりでファイトしているのが伝わってくる。前回よりもたしかな勝利を追い求め、あきらめず、ゆるめず、戦い抜いての勝利。すごい。感動しましたキング・ユズル。拍手。

#フィギュアスケート 限界キングの凱旋をいやはやと拝ませていただいたので、あとはハビエルと宇野昌磨に無事表彰台の左右に収まっていただきたいと願い、その通りになって大団円。年上のハビエルが銀ならもっとハッピーエンド感高かっただろうけれども、宇野昌磨もほんと只者ではないw

2月17日
@kohalogical84
こはろさん@kohalogical84

 ハレルヤはパトリックのための曲なんだなーっていう演技。泣けた。

@emitemit
エミ-emitemit@emitemit

 パトリックだけでなく高橋大輔やジェレミーアボット、トップスケーターたちがキャリアの最後にこういう静けさにたどりつくのは本当にわかるような、想像を絶するような

@tomosakata
Pチャン「ぼくは前の世代(ジャンプもできるアーティスト)から今の世代への橋渡しをしたんだろうね。いつか人々が振り返って、パトリックがこんな風に滑ってたよねとか、スケートってこうだったよねなんて話してくれたらいいなと思うよ」。カナダTVの解説にも、現世代へのこういう気分は感じる。

2月18日

映画【湯を沸かすほどの熱い愛】泣いてしまった。「とと姉ちゃん」の杉咲花さんはめっちゃエモーショナルな役者だなと思う。宮沢りえさんより杉咲さんに泣かされた。しかし杉咲さんは宮沢さんの愛に泣いてるわけですから、やっぱり宮沢さんの愛の温泉湧出量とめどなき映画なのでした(銭湯だが)。 pic.twitter.com/Uk8cQIhO39


【湯を沸かすほどの熱い愛】にもわろてんプル吉が出ていて、宮沢りえさんと話しながらプルプルしていた。ああいう自己模索型でプルプルする若者という絵を、映像制作者は撮りたくなるのかな。何者になるのかと思い悩んでいた頃の自己の投影なんだろうか。

【湯を沸かすほどの熱い愛】近年TV Japanでやってくれた英語字幕付き日本映画ではベストな作品だと思うのだが、それでもこれを家族に見せようと思うと、「親が理由をいわずに行動をし、あとから子供にああそうだったのかとわかってもらい感動を呼ぶ」という日本映画的な構造に引っかかる。

【湯を沸かすほどの熱い愛】子供に説明しながらの行動ではダメなのか、心の準備をさせてから物事を進めてはダメなのか。そこに明確な答えがない映画なのだった。杉咲花さんは受け入れてくれたが、うちの娘だとうまくいかないかもなあ…みたいに考えてしまうw

2月21日

#フィギュアスケート SP。「ひー怖くて見れない!」と目を覆う娘といっしょに、彼女の高校先輩ラーキン・オーストマン選手の滑りを見た。女優のようにきれいな子で、その美貌でジャッジの目を釘付けにしちゃう作戦をやっておられたw 一度転んだだけの見事な演技で自己ベスト。ほっとしました。 pic.twitter.com/OVftlOPQJX


ちなみに娘は学校の2年先輩としてラーキン・オーストマンさんを知っていたが、彼女がオリンピックに出るレベルのスケート選手だとは今月のスクールニュースレターに出るまで知らなかったとのこと。日本だったら全国大会くらいでもクレイジー大騒ぎだけど、そんなに冷静なのかカナダってw

2月21日

#フィギュアスケート メドベージェワさん。これは教えたり学んだりできるものなのだろうかという端々の動作の美しさが延々と続き、初めてのジャンプがやってきて「あ、ここまでジャンプしてなかった!」と気づくくらいに幻惑されていた。この完全さが転倒などでいつか途切れることがこわいくらい。

#フィギュアスケート 技術や採点についての知識はないのだけど、軽さと速さとフローを感じさせる選手が自分は好きなんだなと思う。メドベージェワさんと宮原さんが軽く、カナダのオズモンドさんは重く見える。ザギトワさんはその中間くらい。フリーが楽しみです。

2月22日

#スピードスケート 女子パシュート。バンクーバー五輪のこの種目決勝、残り1周までドイツをリードしながらゴール寸前差された日本に、呆然としていた娘の写真。今日の決勝は逆の展開だった。だけどあの頃のように熱狂はせず息を詰め、彼女はYes! と小さく拳を握った。8年ごしの勝利、我が家でも。 pic.twitter.com/ahh5hWVRGM


女子パシュートは、準決勝でUSAがどうせオランダにはかなわぬと事実上レースを放棄していて、オランダは日本より30秒も遅いタイムで流せていたので、決勝の前半日本が遅れたのはけっこう怖かった。こんなキツイ種目が準決勝と決勝同日なのはおかしいだろと。

しかし日本女子パシュートチームの体内時計は完璧に精巧だったらしく、オリンピックレコードでの完勝ですわ。いやはや。セイコージャパン。

2月23日

#フィギュアスケート Free。ザギトワさん。「すばらしい。しかしこれはアンビータブルじゃないよね。メドベージェワさんがパーフェクトをやれば勝てるよね」と娘と話す。雄弁なメドベージェワさんに我らは惹かれているのです。控室からヘッドフォンをつけ踊りながら歩いてくるメドベさん。カッコいい!

#フィギュアスケート ケイトリン・オズモンド。この選手のジャンプすごくない? 他のトップスケーターより明らかに大きな体で、あの高さとギュンと唸りを上げそうな回転。スペクタキュラーです。これは宮原さんを抜くな。カナダ女子のメダルはいつ以来だろう。

#フィギュアスケート メドベージェワ。終わった瞬間泣き出した彼女を見て、もう得点は関係ない、ありがとうと誰もが思っただろう。だけど得点もやっぱりお願いします神様。でなければ。ああしかし。SPの点が足りなかったらしい。ジョニ「これは僕が見た、最も胸張り裂けるほど美しいファイナルでした」

#フィギュアスケート メドベージェワさんは控室でブンブン歌い踊っていた。無になろうとしているんだと思った。彼女の演技に感動したのはやはり、失うものがある選手がその重圧と戦い抜く姿だったのだと思う。彼女の涙は、それをやり遂げたということに対してだろうし。苦しかったということだろうし。 pic.twitter.com/1yAgOKVCyU


2月23日

#わろてんか 隼也の恋よりも、リリコとシローの恋芝居にドキドキする。「飯食いにいかへんか」がリリコの漫才のネタにされたのには、うまいなあと思った。わかっているのか、いないのか。わかってないよなお人やさかい、あんたのことが好きなのか。

2月25日

#カーリング (3位決定戦)E8、ナイスショットを決めた吉田知那美の笑顔に、「もー、they are just adorable(愛らしい)! 男には言わないだろうことを(たとえ褒め言葉でも)女にいうのは性差別だって娘に叱られるんだけど、黙ってられないわ」。このエンドも2点は取れず。E9で英国が後攻キープすれば、E10で決められてしまう。難しくなってきた。

#カーリング E10、藤澤最後、2点を阻止する手前の位置。ミュアヘッドはこの石をどければ2点で勝てる。そこを狙う。「これは簡単でしょう…いやワイドだ。これはワイドだ」。なんと。藤澤の石がセンターに残った。勝った。銅メダルだ。スマイリング・ジャパンがクライング・ジャパン :-)!

2月26日

【平昌閉会式】甲高い女声の歌が入ると韓国っぽいなあと感じる。中学の頃こっそり聞いてた夜中のAMラジオに、こういう声が混信して聞こえてきた。カナダのカメラはケイトリン・オズモンドを捉える。楽しそう。やっぱりスケーターは目立つな。 pic.twitter.com/iI1oFe4kcc


【閉会式】「韓国といえばもちろんK-POPですよね」とカナダTVが、日本といえば寿司だくらいの半笑いで女性ボーカルを紹介。韓国ではこんな韓製ガガみたいなのが人気あるのか。イントレスティングだが、これを見せられても世界はただ終演を待つしか…という気はする。

【閉会式】「またK-POPのようですね!」。やっぱりアイドルって極めて文化固有のものなので、こうしてよその国の人に見せるのは照れくさいよなあ。特にこういう俺たちカッコいいって思ってるやつはたまらんw 東京ではどうかやめてほしい。

【閉会式】やっと全体ダンスパーティかな。長野五輪閉会式「輪になって踊ろう」というあの歌で、カナダのスケート女王カトリオナが笑いながら踊っていたのをよく覚えている。韓国の人たちだってここで自国アイドルとかわざわざ見たくはないだろう、アスリートが笑って踊り楽しむところを見たいよね。

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