2014/10/03

【カメラ日記】ハンドストラップの効果大



 庭の栗の実が熟したらしく、近隣のリスたちが一日中ガサガサと木に登り栗を落とし自分の家へと運んでいた。あ! お前はこないだうちの煙突に入ってきたヤツじゃない(笑)?




 登るわ走るわ喧嘩するわ食い散らかすわとやりたい放題のリスたち。望遠 MZ40-150mm をつけてその大騒動を撮りまくるが、「木の葉の隙間のいい角度で」「ここぞという瞬間に」「ブレないように撮る」と複合必要条件が厳しすぎて全然ヒットが出ない。俺の E-PM1 はブレ補正が弱いのである。うまく撮れても拡大するとカリッと止まっていない。

 途中でいったん諦めてビデオカメラを出してきて撮ると、これが楽しい楽しい。動物写真は腕がよくないとまるでヒットが出ないのだが、動画はただレンズを向け追っていれば目前で繰り広げられる楽しいシーンがするするオートで SD カードに収まっていく感じ。リスたちが庭中を駆けまわり喧嘩していても延々と後を追い撮っていける。望遠も超長い(なんと換算 36.0-1260mm 相当)し、写真と違いブレても見れるし、電子式とはいえ手ブレ補正も効いてるからね。なんとイージーでファンなんだ。



 とはいえやはり美しいスチルを残したい気持ちは強いので、ビデオである程度いい絵を抑えるとまた MZ40-150mm に戻る。



その後市販のハンドグリップ
に交換。ややかさばるが安定。
もうカメラの持ち方や設定ではどうにもならんといろいろ試した末、ネックストラップを取り付け(見た目的に首からカメラをぶら下げるのが恥ずかしいので使ってなかった、これを指と手首にぐるっと巻き付けハンドグリップのようにすると、レベルの違う安定性が得られると判明した。なんというかカメラのあらゆるポイントに引っ張るテンションが均等にかかり、カメラ自体の揺れが劇的に減る。シャッターショックまで分散され、ガシャンという PEN のシャッター音がクシャっと小さくなった。おお。


 これでテストすると、手ブレ補正のヒット率がやはり格段に上がった。やった。





ワイルドサーモンを守れの歌人
手ブレが完全になくなるわけではないが、100mm では2枚連写すれば1枚、150mm でも3枚連写で1枚キープできるクオリティのものが確実に撮れるようになった。これでようやく実用になるな。屋内でも 40mm で 1/25s くらいまでカチッと止まり、これまでとはレベルが違う高精細の屋内写真が撮れる。やっぱりこれまでは俺の手がブレ過ぎていたのだ。

 調べてみるとこういう「ハンドストラップ/ハンドグリップ」は一眼ではポピュラーなアクセサリだったのだった。手ブレ低減効果も当然実証されていた。これを買っておけばよかったのか。今度買おう。

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 台湾で働きながら、カメラとレンズと写真に打ち込んでおられた FlatPedal 氏のブログを発見。同じオリンパスの入門機を使いながら、うまい人の写真は俺のとなんと違うのかと考え込んでしまった。

 FlatPedal 氏は外国でふーっと消耗しそうになりつつ暮らしてるという点も俺と共通するものがあり、オリンパス関連の記事を拾いながら延々とたいわんに何年分もさかのぼり読んでしまった。外国暮らしとはやはり満たされぬものである。絵になるところを探し求める写真趣味はそこを癒してくれる。

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 以下、最近の写真順不同。信号待ちの写真ばっかりだ(笑)。

 

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